中古着物を生かしたちりめん細工の例

身近に使える小物に着物地をリメイク!

手触りの良い絹織物の一種であるちりめん生地は、表情豊かなシボが特徴で、着物地として長く愛されてきました。上質なちりめんの着物地を使った実用性の高いおすすめのリメイクがちりめん細工です。京都や奈良などでは、お土産物として扱われていることもあるので、目にしたことがある方が多いかもしれませんね。 巾着袋やポーチにしたり、季節感溢れる置物を作ったりすることで、ちりめん生地の持つ繊細な美しさを身近に置いて楽しむことができますよ。ちりめん細工は、隙間時間を活かして少しずつ縫って完成させられるところも魅力です。最近では、初心者向けの丁寧な解説がついたちりめん細工のテキストも販売されているので、ぜひ参考にして下さいね。

ちりめん細工が伝える季節感

ちりめん細工のなかでも人気があるのが、つるし飾りです。ひな祭りや端午の節句の際に、複数のちりめん細工をつなげたものを天井から吊るしてお祝いする風習が残っているところが、全国各地にみられます。金運アップにつながる打出の小槌、長寿の象徴である鶴亀、福を招くとされるふくろう、といった開運アイテムを吊るした飾りもあります。 また、牡丹や桜といった季節の花を模り、香袋に仕上げたちりめんの香袋も素敵です。上品なお香の香りと、ちりめんの生地で作られた繊細な花の美しさを愛でることで、心が和んでいきますよ。床の間や玄関に季節感のある飾りを置きたいと考えている方にもおすすめです。 着物地の愛らしさを伝えるちりめん細工は、近年では海外からの観光客にも人気となっています。